「エステサロンが好き」
「一生続けられる仕事がしたい」
「いつか好きなことで起業したい」
「自分と同じ悩みを持った人のためにエステサロンを作りたい」

このようにエステサロンの開業を志す方の中には、サロン勤務の経験が無い方もいらっしゃいます。

しかし、「何から勉強したらいいのか分からない」「もし失敗したら」など、不安に感じることも多いでしょう。

今回は、未経験でもエステサロンを開業し成功するためのポイントや勉強方法など解説していきます。

未経験でもエステサロンの独立開業は可能


エステサロンや美容サロンの勤務経験が無くても、サロンオーナーを目指すことは可能です。

ただし、全くの未経験でエステティシャンとしてお客様に手技を使ってマッサージを行ったり、スタッフを数人雇用して大規模なエステサロンを開業したりなど、避けた方がいい経営方法があることも事実です。

開業までに美容と経営の勉強を行い、しっかりと下準備を行えば未経験からの開業でも全く問題ありません

エステサロンが開業しやすいと言われる理由

エステサロンや脱毛サロンなどの美容サロンは、以下の4つの点から比較的開業しやすい業種といわれています。

  • 資格や免許が不要
  • 特別な届出が不要
  • 他の業種と比較して開業資金が少なく済む
  • マシンメニューを取り入れればスキルの差がつきにくい

詳しく見ていきましょう。

資格や免許が不要

美容室やマツエクサロンをオープンするためには、国家資格である美容師免許の取得が必須となります。

一方でエステサロンを開業するために、必要な資格や免許はありません。極端なことを言えば開業場所さえあればエステサロンのオープンは可能です。

もちろん接客を行うために美容の知識は必要ですし、サロンでの勤務経験はお客様が安心して施術を受けるための武器になってくれる可能性はあります。

必要な知識は勤務だけではなく、スクールや研修、セミナーでも得る事ができます。プロとしてしっかりと知識を取得しておきましょう。

特別な届出が不要

資格や免許と同様に他の業種で求められるような特別な手続きや届出がいりません。個人事業主として開業するのであれば、開業届を管轄する税務署に提出すればOKです。

※個人事業主と法人によって届出は異なります
※顔剃りのように刃を顔に当てる施術がある場合「美容所開設届書」を保健所に申請する必要があります

他の業種と比較して開業資金が少なく済む

エステサロンの参入ハードルが低いといわれている大きな理由に、開業資金が比較的低価格で済むことが挙げられます

例えば、同じく免許不要・未経験でも開業できる飲食店では、開業資金は500〜1,000万円ほど必要といわれています。

しかしエステサロンであれば、店舗形態や購入するマシンで大きく異なりますが、最低200万円程あれば開業可能です。さらに自宅での開業を選択すれば、家賃も不要なため初期費用だけではなくランニングコストを大きく下げることができます。

自己資金の準備や金融機関からの融資だけではなく、返済義務の無い補助金や助成金なども積極的に活用すれば、十分な資金調達が叶うでしょう

関連記事:エステ開業に役立てたい補助金・助成金6選

マシンメニューを取り入れればスキルの差がつきにくい

オールハンドのリラクゼーションやフェイシャルマッサージなどは、経験が効果や満足度にに反映されやすくなります。

しかし現在は、高性能な業務用美容機器が多く販売されており、うまく取り入れてメニュー作りを行えば、効果に大きな差を感じることはないでしょう。

美容機器を比較するときには本体価格だけではなく、デモ体験を活用し満足する効果を得られるか確認して慎重に選びましょう。

関連記事:失敗しない業務用エステマシンの選び方は?理想の機器を見つけるコツ

成功するために開業前に準備したいポイント

エステサロンは開業のハードルが低い業種だとお伝えしましたが、これはライバルが多いと言い換えることができます。お伝えした通り、どれだけ戦略的に開業準備を行っていくかがサロンの経営基盤を早めに安定させるかの鍵を握ります。

開業までに準備しておきたいのが以下の3点です。

  • 美容業界の勉強を行う
  • 最低限の美容の知識を身につける
  • 経営について学ぶ

順に説明していきます。

美容業界の勉強を行う

まずは、市場動向や顧客ニーズ、トレンドなど美容業界の現状について理解するのが重要。業界誌やインターネットでさまざまな情報をインプットすることができます。

流行っているサロンを顧客として利用してみるのもおすすめです。来店までの導線や集客方法、来店してからの流れ、接客、サービスなどを実際に体験してみて、なぜ人気なのか分析してみてください。

知人にエステサロン経営者がいれば、話を聞いてみるのも良いでしょう。

最低限の美容の知識を身につける

無資格でもエステサロンを開業できますが、美容に関する基礎知識は必要不可欠です。

特にエステティシャンとして自身で施術を行う場合は、お客様の肌を見たり触れたりして状態を確認してから適切な施術を提案する必要があります。

皮膚の構造や生理学など基本的な知識は以下の方法で習得可能です。

  • 独学で学ぶ
  • スクール、通信教育で学ぶ
  • 働きながら習得する
  • セミナーを受講する

基本的な美容知識は、参考書やSNSなどを駆使して独学で学ぶこともできます。

ただし、知識だけついても実際に施術してみないと接客するのは難しいでしょう。独学だけではなくスクールやセミナーなどと組み合わせることをおすすめします。

経営について学ぶ

エステサロンを開業する際に必要なのは、美容知識だけではありません。どれだけ高性能の美容機器を導入したり、経験豊富なエステティシャンを雇用したりしても、経営スキルがなければ、店舗の運営はうまくいきません。

売上目標の立て方やエステメニューの構成、法務、マーケティングなど経営者であれば知っておかなければいけない経営ノウハウを身に付けておきましょう。

  • セミナーを受講する
  • スクールに通う
  • コンサルティングを受ける

できれば美容サロンの経営に特化したスクールやセミナーを受講するのがおすすめです。

経営の基礎知識だけではなく、コンセプトとターゲットの考え方や機材の選定、メニュー構成など、業界の動向を含めて指導を受けることができます。

美容機器メーカーのアフターサポートを確認


エステサロンの経営について、コンサルティング会社に依頼するというのも良いですが、美容機器メーカーの中には顧客様限定で導入・開業サポートやアフターフォローを用意していることも。

高額なコンサル料金を支払うこと無く、マシン料金のみで開業から経営まで一貫したアフターフォローを受けることができるため、ぜひ活用してみてください。

美容機器の製造販売を行う株式会社NBSでは、老舗メーカーならではの知識と経験を活かし、お客様の状況に合わせて成功に導くために伴走いたします。開業準備からサロン運営に活用できるメニュー表の無料提供など永続的にサポートいたしますのでご安心ください。

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未経験であればフランチャイズ開業も視野に


開業まで運営まで自分一人で行う自信がないのであれば、フランチャイズ開業もおすすめです。

フランチャイズとは、本部と加盟店として契約を行いロイヤリティを支払う代わりに、商標の利用やサロン運営に関してのサポートを受けることができるビジネスモデルです。

未経験でもスムーズに開業できるようにサポートを受けられるのは大きなメリットですが、経営の自由度が低く、定期的にロイヤリティが発生するなどデメリットもあります。

どんなサロンを開業したいのか、どんな理想を持って起業するのか、自分のサロンに合っているのか見極める必要があります。

関連記事:脱毛サロンをフランチャイズで開業するメリットは?特徴や手順を紹介

未経験でもエステサロンの開業は可能!効率よくスキルの習得をしよう

資格や免許が不要で開業のハードルが低いエステサロン。未経験でも開業は可能ですが、他のサロンと差別化するためには、美容に関する知識・技術や経営ノウハウを身につけていくことが欠かせません。経験者と比較すると大変なことは事実でしょう。

早く経営基盤を安定させるためにはプロに相談してみるのも一つです。NBSでは、業務用美容機器の販売のほかにも、経営に関する支援やセミナーを開催しております。

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