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脱毛中の毛抜きはNG!理由と正しいムダ毛処理の方法を解説

光やレーザーなどの脱毛施術を受けても、その直後にすべての毛が一斉になくなるわけではありません。そのため、気になる毛を抜きたくなることがあるかもしれませんが、それはNGです。

脱毛期間中の毛抜きは、さまざまなトラブルの原因になるため、できるかぎり避ける必要があります。そこで今回は、脱毛期間中の毛抜きがNGとされる理由と対処法を解説していきます。

しっかり脱毛効果を得るために、正しいムダ毛処理についてもまとめているので、あわせてご覧ください。

脱毛期間の毛抜きがNGなのはなぜ?


脱毛施術後には、毛が抜けるまでの期間について説明を受けますが、その際「抜いたほうが早い!」と思う人もいるかもしれません。しかし、脱毛中に毛を抜いてしまうと、肌トラブルや効果が落ちるといった問題が起こる可能性があります。

まずは、なぜ脱毛期間中の毛抜きがNGとされるのかを確認し、リスクを把握しておきましょう。

埋没毛・毛嚢炎のリスクがある

脱毛期間中に毛抜きを使うと、皮膚の中で毛が成長してしまう埋没毛(まいぼつもう)が発生しやすくなります。これは、毛を引き抜く際に、毛穴や皮膚が刺激を受けて毛の出口が塞がれ、皮膚の内側で毛が伸びてしまう現象です。

また、毛穴に雑菌が入り込めば、毛嚢炎(もうのうえん)という肌トラブルを引き起こしかねません。毛嚢炎は、赤く腫れたり膿んだりしやすく、放置するとシミや色素沈着の原因になります。

このように、脱毛期間の毛抜きの使用は、肌トラブルやブツブツ毛穴につながります

脱毛効果を得にくくなる

脱毛施術の多くは、毛根のメラニン色素に光やレーザーを照射して、ダメージを与えるという仕組みで効果を発揮します。しかし、毛抜きで毛根ごと抜いてしまうと、施術の際にターゲットとなる毛根が存在しないため、照射の効果が十分に得られません

毛根がなければ、いくら照射しても意味がなく、施術が無駄になってしまいます。結果として、効果がないと感じたり、効果を実感するまでに長い時間がかかったりする可能性が高くなります。

毛周期が乱れる

脱毛施術の効果を最大限に引き出すためには、毛周期(もうしゅうき)を理解し、それに合わせて照射する必要があります。毛は、次のサイクルで成長するため、効果を得られるタイミングで施術することが大切です。

  • 成長期
  • 退行期
  • 休止期

しかし、毛抜きで無理に毛を抜いてしまうと、この自然な成長サイクルが乱れてしまいます。次に毛が生えてくるまでの期間がバラバラになれば、脱毛のスケジュールと噛み合わなくなるでしょう。

施術後の抜けそうな毛が気になる!


施術後、抜けそうになっている毛は気になるものです。いっそ抜いてしまおうと思うかもしれませんが、できるだけ自然に抜けるのを待ちましょう。

基本的には自然に任せて

脱毛施術を受けたあとは、数日から2週間ほどかけて、毛が自然に抜け落ちていきます。この期間には、「毛が浮いている」「引っ張ったら抜けそう」と感じますが、無理に引っ張ったり抜いたりするのは避けましょう。

毛がまだ残っている状態で無理に抜いてしまうと、毛穴にダメージを与え、肌荒れや色素沈着の原因になります。また、自己判断で毛を抜いてしまうと、脱毛の効果や毛周期に影響し、今後の施術計画がズレる可能性があります。

施術後は肌が敏感になっているため、なるべく刺激を与えないことが大切です。気になる場合は、洗顔やシャワーの際に優しく泡で洗えば、浮いた毛が落ちやすくなります。

抜いてしまったらサロンに相談

つい気になって毛を抜いてしまった、ということは誰にでも起こりがちです。もし、自己処理で毛を抜いてしまった場合は、そのままにせず、次回の施術までにサロンに相談しましょう。

毛を抜いたことで十分な効果が得られなくなったり、肌トラブルが現れたりするケースもあるため、肌の状態をチェックしてもらう意味でも、自己申告は重要です。サロン側は、状況に応じてスケジュールの見直しやアフターケアのアドバイスをしてくれるので、遠慮せずに連絡してください。

脱毛後に毛が抜けない理由


脱毛施術後、しばらくたっても毛が抜ける気配がない、浮いてくる感じすらしない、という場合は、適切に施術できていなかったり、肌の状態が適していなかったりした可能性があります。

照射漏れがあった

脱毛施術を受けたあと、毛が抜けなかったり、抜け方にムラがあったりする場合は、照射漏れの可能性があります。

脱毛機器の光やレーザーが特定の部位にしっかり当たらないと、十分な熱エネルギーが毛根に届きません。とくに広範囲の施術や、膝やワキのくぼみのように凹凸がある部位では、照射の角度や肌への密着が不十分になることがあります

もし、同じ部分だけ毛が残っている、周囲と比べて明らかに効果が出ていないと感じた場合は、早めにサロンやクリニックに相談しましょう。

毛が細い・色素が薄い

脱毛施術では、黒い色素に反応する光やレーザーを使って毛根にダメージを与えるため、太くて色の濃い毛ほど効果が出やすい傾向があります。一方、産毛のような細くて色素が薄い毛は、メラニンの量が少ないため、毛根に十分な熱ダメージを与えることができません

とくに顔や背中といった部位は産毛が多く、数回の施術では目に見える変化を得にくい場合があります。焦らず長期的な視点で取り組むほか、細い毛に効果が出やすい脱毛機器を選ぶのも一つの方法です。

色素沈着がある

肌に色素沈着があると、脱毛の効果が下がることがあります。メラニン色素に反応する脱毛方法では、毛だけでなく、色素沈着した肌にも反応するのが原因です。

たとえば、次のような場合には、毛根ではなく皮膚の表面に熱が集中しかねません。

  • 日焼け
  • 黒ずみ
  • ニキビ跡 など

これらは、やけどなどの肌トラブルのリスクを高めるため、照射のパワーを弱めに調整するケースがあり、それによって脱毛効果が低下することも考えられます。

色素沈着や日焼けなど、色素の多い肌で効果を実感できない場合は、メラニンに反応しない蓄熱式の脱毛方法を選択するのも一案です。

正しいムダ毛処理の方法


普段から正しいムダ毛処理を行うことで、脱毛の効果を安定させることが可能です。肌にダメージを与えないセルフケアを心がけましょう。

電動シェーバーがおすすめ

自己処理において、肌へのダメージを最小限に抑えるという点では電動シェーバーがおすすめです。カミソリや毛抜きは肌の表面を傷つけやすく、炎症や赤み、埋没毛といったトラブルの原因になりかねません。

一方、電動シェーバーは、刃が直接肌に触れにくい構造になっており、摩擦や刺激が少ないのが特徴です。そのため、脱毛期間中でも、刺激を抑えてシェービングすることが可能になります。

脱毛後のムダ毛処理のタイミング

脱毛施術後のムダ毛処理は、最低でも3日以上あける必要があります。施術直後の肌は敏感になっており、摩擦や刺激によって炎症などを起こしやすい状態のため、注意が必要です。

脱毛後は2週間ほどで自然と毛が抜け落ちてきますが、それまで待てないという場合は、電動シェーバーなど、肌に優しい方法で処理しましょう

スキンケアを忘れずに

ムダ毛を処理すると、肌表面が少なからず削られたり刺激されたりして、一時的にバリア機能が弱まります。放置すると乾燥が進み、肌荒れなどのトラブルを引き起こしかねません。

肌の状態が良くないと脱毛施術が行えないため、普段から保湿を徹底し、お肌を整えておきましょう。ただし、保湿剤に含まれるアルコール成分や香料は刺激になる可能性があるため、自己処理後には敏感肌用のスキンケア用品を選ぶのがおすすめです。

脱毛後の毛抜きには要注意!

脱毛施術後には、浮いている毛や抜けない毛が気になって、つい自分で抜いてしまうことがあります。これを繰り返すと、肌トラブルが起きやすくなるほか、毛周期が乱れ、脱毛効果を得にくくなるため注意が必要です。

基本的には自然に抜けるのを待ちますが、もし抜いてしまった場合は、施術スケジュールの調整が必要になる可能性があるため、サロンやクリニックに相談しましょう。

脱毛の効果を安定させるためには、脱毛期間中だけでなく、普段から適切な自己処理、スキンケアを心がけることが大切です。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。