
VIO脱毛を検討しているものの、なんとなく恥ずかしくて予約できずにいるという人は少なくありません。ほかの部位の脱毛施術と異なり、VIOはハードルが高くなりがちです。
そこで今回は、VIO脱毛を受けるにあたって恥ずかしがる必要がない理由と、不安を軽減するポイントをお伝えしていきます。VIO脱毛のメリットもまとめているので、あわせてご覧ください。
VIO脱毛で恥ずかしいと感じる理由
VIO脱毛に対して恥ずかしいと感じるポイントは人それぞれですが、主に施術時の体勢と、自分の体型や体質のことで不安を抱く人が多いです。
施術時の体勢
VIO脱毛において、多くの人が恥ずかしいと感じる理由の一つが、施術中の体勢です。施術の際は、適切に照射できるよう紙ショーツをずらしたり、脚を広げたり、横向きや四つん這いになることもあります。
人前でこうした体勢になることに抵抗を感じるケースは多く、とくに初めて脱毛を受ける方にとっては、心理的なハードルが高くなるでしょう。
匂いや見た目が気になる
VIO脱毛では、デリケートゾーンの匂いや見た目に対して不安を抱く人もいます。これらが気になってしまい、施術中リラックスできないという人も少なくありません。
また、デリケートゾーンは、人と見比べることがないため、どんな状態が普通なのかわからず、過剰に心配しているケースもあります。
体型や体質には個人差があるため、過度に気にする必要はありません。しかし、不潔な状態では施術者に負担をかけてしまうため、清潔さを心がけることは大切です。
VIO脱毛は恥ずかしがらなくてOK!
VIO脱毛は、実際に施術を受けてみると「それほど恥ずかしくなかった」というケースが少なくありません。以下、その理由を見ていきましょう。
施術側は気にしない
VIO脱毛が恥ずかしいと感じる気持ちは、多くの場合、「他人に見られるのが恥ずかしい」「変に思われたらどうしよう」などの不安から生じます。一方で、施術者はなんとも思っていない、というのが実態です。
施術を行うスタッフは、一日に何人ものVIO施術を担当しているプロフェッショナルです。毛の濃さや形、肌の色、匂いなどに対して、特別な感情を持つことはありません。
恥ずかしがって言われたとおりの格好をしなかったり、その体勢になるまでに時間がかかったりするほうが、困らせる結果になるので注意しましょう。
露出は最小限
VIO脱毛では、デリケートゾーンをすべて出した状態で施術を受けると考える人がいますが、一般的には、必要な部分を少しずつ露出するスタイルが多いです。
多くの場合、紙ショーツやタオルを活用しながら、脱毛する部位だけを順に出して処理していきます。そのため、すべてをあらわにしたまま施術を受けることはありません。
照射する範囲をスタッフが丁寧に確認し、他の部分は常にカバーしてくれるので、想像しているよりもずっと恥ずかしさは感じないでしょう。また、照明を落としたり、最小限の会話にとどめたりといった配慮が徹底されているケースも多いので、安心してください。
VIO脱毛をしている人は多い
VIO脱毛というと「特別なこと」のように思うかもしれませんが、近年では、年齢性別を問わず、多くの人がVIO脱毛に取り組んでいます。脱毛には次のような目的があるため、若年層だけでなく、ミドル世代やシニア層まで、幅広い世代に適しています。
- デリケートゾーンを清潔に保つ
- 不快感をなくす
- 自己処理の手間を軽減する など
とくに最近は、美容ケアの一環としてVIO脱毛を捉える人が増えており、恥ずかしいというイメージは薄れつつあります。VIO脱毛は、自分の快適さや清潔感を求めた結果なので、決して恥ずかしいことではなく、自分をケアする選択の一つです。
VIO脱毛のメリット
VIO脱毛には、恥ずかしさに勝る多くのメリットがあります。悩みを解消する手段になる可能性もあるため、利点を知って活用を検討してみましょう。
自己処理の手間が減る
VIO脱毛をすると、面倒な自己処理の手間が大幅に軽減します。デリケートゾーンは肌が柔らかく、凹凸があって見えにくいため、シェービングには神経を使います。
しかも、剃り残しやミスがあると、かゆみ、炎症、肌荒れを引き起こしかねません。脱毛すれば毛が生えにくくなるため、こうした日々の手間やトラブルから解放され、いつでも清潔で快適な状態をキープできます。
また、長期的に見れば、自己処理にかける時間とお金の節約になるので、生活の質を高める手段としても注目されています。
においやムレが解消できる
デリケートゾーンはもともと湿度が高く、下着や服によって通気性も悪いため、ムレ、においが気になる場所です。とくに、毛が多いと汗や皮脂がたまりやすく、におい、気持ち悪さなどを感じやすくなります。
VIO脱毛をすれば、毛が減って通気性がよくなり、夏場や生理中の不快感が軽減されます。そのため、美容の観点ではなく、衛生面の向上を目的にVIO脱毛を始める人も珍しくありません。
このように、デリケートゾーンの不快感が取り除かれ、ストレスが軽減するのもVIO脱毛の大きなメリットです。
好きな形にできる
アンダーヘアを好みの形に整えられるのも、VIO脱毛の利点です。すべての毛を無くすハイジニーナや、ナチュラルな三角形、細めのラインなど、好みに応じて自由にデザインできるのが魅力です。
全部なくすのは抵抗があるという場合も、自分らしいスタイルが選べるので安心してください。形を整えておくと、水着が着やすくなったり、将来介護を受ける際に清潔さを維持しやすくなったりするといったメリットもあります。
VIO脱毛の恥ずかしさ軽減するポイント
メリットがあるとわかっていても、やはり恥ずかしいと思ってしまう場合は、不安を軽減する工夫をしてみましょう。
自己処理をしておく
VIO脱毛の施術前には、指定された範囲の自己処理をしておくのが基本です。実は、このひと手間が、恥ずかしさをぐっと軽減するポイントにもなります。
毛が伸びた状態で施術を受けると、スタッフがシェービングをサポートするケースがあります。これにより、より見られている感じが強まってしまい、緊張や恥ずかしさが増す可能性が高いです。
施術前にしっかり処理しておくことで気持ちの準備にもなり、スムーズに施術に臨むことができます。事前の処理では、電動シェーバーなどの安全なアイテムを使って、肌を傷つけないようにやさしく処理しましょう。
個室があるサロン・クリニックを選ぶ
施術を受ける店内の環境は、恥ずかしさを左右する大きなポイントになります。たとえば、カーテン仕切りのような簡易スペースでは、周囲の気配が気になってしまうでしょう。
一方、個室があるサロンやクリニックを選べば、プライベートがしっかり確保され、周りを気にせずリラックスしやすくなります。事前にサロンの内装や設備を写真でチェックしたり、予約時に個室の有無を確認したりしておきましょう。
事前に相談する
相手がプロの施術者とはいえ、デリケートゾーンを見せるのは誰でも緊張するものです。そこで、カウンセリングの段階で以下のようなことを確認し、不安を減らしておきましょう。
- 施術時の体勢
- 露出を少なくできるかどうか
- 施術中の会話は最低限にしたい など
このほか、恥ずかしい、心配などと率直に伝えることで、サロン側も配慮しやすくなります。VIO施術への抵抗感は、スタッフも当然のことと受け止めてくれるので、遠慮せずに相談しましょう。
VIO脱毛にチャレンジしよう!
VIO脱毛は、施術時の体勢や、デリケートゾーンへの施術ということで恥ずかしいと感じるかもしれません。しかし、脱毛することによってアンダーヘアをデザインできたり、快適さを高められたりするため、ぜひ挑戦してみましょう。
抵抗がある場合は、事前にサロンやクリニックに相談する、個室がある店舗を選ぶといった工夫で恥ずかしさが軽減できます。