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徹底解説!物件別エステサロンの改装費用とポイント!

エステサロンを開業するにあたり、物件を選んだら次は改装工事に移ります。
使いやすい間取りやおしゃれな内装など、こだわりを入れようとするとキリがありません。

そして、こだわればこだわるほど、改装費用は高くなってしまいます。
予算にも限りがあるため、どこかを妥協しなければならなくなるケースも十分考えられます。

そこで今回は、エステサロンにおける改装工事についてわかりやすく解説していきます。
目安となる価格相場も紹介していくので、これから改装工事を行うという場合はぜひ参考にしてみてください。

エステサロンに必要な間取り

改装工事をする前に、まずは物件を選ばなければいけません。
一般的にエステサロンには以下のような空間が必要になるので、それに合わせて適切な間取りの物件を選びましょう。

ただ、これらは必ずしも全て必要とは限りません。
例えば、小規模な個人サロンであれば、カウンセリング室と待合室は兼ね合いになっていることも多いです。

内装工事でこだわりたいポイント

次に内装工事でこだわりたいポイントについて解説いたします。
以下の項目は見た目だけでなく、お客様の満足度にも大きく影響する可能性があるため、特に力を入れて改装することをおすすめします。

エントランス

エントランスはエステサロンの中で最初にお客様の目に入る空間であり、エントランスで第一印象が決まるといっても過言ではありません。
それによって今後もリピートしてくれるかが分かれる可能性も、決して低くないということを理解しておきましょう。

ただ、こだわりを持つと言っても、高級サロンのように煌びやかな内装にしたり、高価なインテリアを設置すれば良いというわけではありません。
清潔感を出しつつ、自身のサロンのコンセプトに合わせたエントランスであれば、第一印象も良くなります。

照明

サロン全体の雰囲気は様々な要因で決まりますが、特に大きな影響を与えるのが照明です。
照明の大きさやデザインだけでなく、光の色合いもこだわりを持って選ぶべきでしょう。

例えば、光は大まかに寒色と暖色の2種類に分類されますが、寒色は集中力を高め、暖色はリラックス効果を高める効果があります。
つまり、お客様に深くリラックスしてもらうために、施術室の照明を暖色にするなど、空間に合わせて使い分けることが望ましいです。

防音性

一度の複数の施術を行う場合に重要なのが防音性です。
お客様の中には、施術中にスタッフとたくさんコミュニケーションを取りたいという人もいれば、静かな空間で施術に集中したいという人もいます。

そして、防音性が低い中で同時に施術を行うと、隣の部屋の会話が聞こえ、お客様に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
お客様一人ひとりが自分の好きなように施術を受けられるように、防音性を高め、万全のプライベート空間を作り出すことが望ましいです。

水まわり

重要度が高いにも関わらず、意外とないがしろにしてしまうのが水まわりです。
例えば、施術の前後にお客様が準備をする際、洗面所を使用することも多いですが、お客様が直接利用するため、深く印象に残る可能性が高いです。
そのため、新しく洗面台を設置する場合は、機能的、かつデザイン性が高いものを選ぶことが望ましいです。

また、トイレも同様です。
日頃から清掃が行き渡っていることはもちろんですが、細かいところまでこだわりが見えるトイレだと、サロンの印象はさらに良くなります。

エステサロンの改装費用

次にエステサロンの改装費用の相場について解説していきます。
あらかじめ覚えておかなくてはいけないことは、まず改装費用は物件のタイプによって全く異なるということです。

今回は以下の3タイプに分けて、それぞれの費用相場を解説いたします。

自宅サロンの改装費用

自宅は賃貸とは違い、改装するにあたって特に制限がありません。
そのため、予算が許すのであればどれだけでも改装や増築が可能ですが、今回は1階をエステサロンとして改装する場合も費用相場を解説いたします。

まず自宅サロンを開業する上で注意すべきポイントは、生活感を出さないということです。
そのため、必要な設備が一通り揃っていたとしても、サロンらしい内装にするためには、1フロア全体をリフォームしてしまうことが望ましいです。

仮に壁紙や床材を張り替えるだけであれば、一般住宅の1フロア全体で30万〜50万円程度。
洗面台やトイレのような水まわりをリフォームする場合は、それぞれおよそ20万円ずつ必要です。

壁を撤去、あるいは増築して間取り自体を変更する場合は、工事も大がかりになり、費用は100万円を超えてしまいます。

事業用マンションの改装費用

マンションを借りてエステサロンを開業する場合、通常は事業用マンションを選ぶことになりますが、例え事業用でも、改装工事を行える物件はそう多くありません。
オーナーの了承を得られなければ、基本的にそのままの内装で運営していくほかないでしょう。

ただ、交渉次第では改装を許可してもらえるケースもあります。
例えば、原状回復さえ可能であれば、ある程度自由に改装できる場合があります。

仮に改装工事を行う場合、必要な費用は自宅を改装する場合とあまり変わりません。
壁紙や床材を張り替える程度であれば、30万〜50万円。
それ以上の本格的な改装を行う場合は、内容によって100万円以上の費用がかかってしまいます。

テナントの改装費用

最後に解説するのはテナントの改装費用です。
広々とした空間を自由にデザインすることができますが、何もないスケルトン物件の場合、改装費用は坪単価20万〜40万円であることが多いです。

まずは配線や配管から整備しなくてはいけませんが、それだけでも、広さによっては200万円程度必要です。
そして壁紙などの内装、看板などの外装も含めると、トータルの改装費用は500万円以上になることも珍しくありません。

広さによっても差異はありますが、自宅やマンションと比較すると、改装費用は高額になる傾向にあります。

テナント改装時の工事区分

解説した通り、テナントを改装する場合は多額の費用が発生しますが、テナント入居時の工事には工事区分というものが存在します。
「誰が工事を施工し、誰が費用を負担するか」によって3つの区分に分かれており、それらを「A工事」・「B工事」・「C工事」と称しています。

区分 費用負担 計画・施行
A工事 テナントオーナー テナントオーナー
B工事 出店者 テナントオーナー
C工事 出店者 出店者

以上の3つに分けられますが、具体的にどのような違いがあるのか解説していきます。

A工事

A工事は改装の計画や施工だけでなく、費用もテナントオーナーが負担します。
ただ、A工事が該当するのはビルのエントランスや階段、エレベーターなど、ビルそのものの改装です。
そのため、基本的に出店者には関係ない区分になります。

B工事

テナントの電気や排水管、また空調設備など、ビルの共用部にも影響する工事はB工事に該当します。
特徴は改装の計画・施工はテナントオーナーが指定した業者が行いますが、費用は出店者が負担するということです。

それ自体は仕方のないことですが、稀にテナントオーナーが提示した見積金額と実際の費用がかけ離れており、トラブルに発展する場合があります。
あとあと揉め事にならないために、契約前にできるだけ正確な改装費用を取り決めましょう。

C工事

その他の内装はC工事に該当し、改装業者は出店者が自由に決めることができます。
費用を負担するのも出店者なので、予算をもとに業者とよく打ち合わせ、無理のない計画を立てましょう。

改装工事にかかる期間

工事の規模によって異なりますが、改装にはおよそ1ヶ月〜3ヶ月程度の期間がかかります。
改装の内容が複雑でなければ、1ヶ月未満で完了することも多いですが、気を付けたいのは着工するまでにも多くの手間が必要になるということです。

業者に依頼してから実際に工事が開始するまでにも、1ヶ月前後かかってしまうことが多く、その上何らかの都合で作業が止まってしまう恐れもあります。
開業を検討してからオープンするまで、緻密な計画を立て、余裕を持って一つひとつの行程に取り組んでいきましょう。

こだわりの改装で人気サロンに

エステサロンの内装はお客様のリピート率に大きく影響し、売上にも直結します。
また、備品やインテリアなどは後から買い足すことも可能なので、やはり改装工事には優先的に予算をかけるべきだと言えるでしょう。

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