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リンパマッサージ後に脱毛は控えるべき?施術後のNG行為を解説

リンパマッサージは、肌に優しく触れるマッサージなので、脱毛と同じ日に行ってもよいと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、リンパマッサージ後の肌は、脱毛施術によるダメージを受けやすいので注意が必要です。

今回のコラムでは、脱毛を含めたリンパマッサージ後のNG行為を解説するとともに、施術を受ける際の注意点についてまとめています。脱毛とマッサージの間隔にも触れているので、あわせてご覧ください。

リンパマッサージとは


リンパマッサージは、リンパ液の流れを促進するために行う手技の一つで、老廃物や余分な水分を体外へ排出されやすくすることを目的に行います。リンパは、筋肉の動きや外部刺激によって流れが促されますが、この流れが滞ると、むくみや疲労感、肩こりといった症状の原因になります。

リンパマッサージでは、リンパ節へ向かって流れを誘導するため、やさしく撫でるような圧で体の表面を刺激するのが基本です。首、脇の下、脚の付け根など、リンパ節が集中する部位に向けた施術では、むくみの軽減やリラクゼーション効果などが期待できます

また、副次的な効果として、肌のハリが良くなる、トーンアップするといった美容効果を感じられることもあります。

リンパマッサージ後のNG行為


リンパマッサージのあとには、次の3つが主なNG行為とされています。

  • 激しい運動
  • 急激な食事
  • アルコールの摂取

以下、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

激しい運動

リンパマッサージの後は、体がリラックスモードに入っており、副交感神経が優位な状態です。このタイミングで激しい運動を行うと、再び交感神経が優位になり、マッサージで整ったリンパの流れを乱す可能性があります。

また、リンパの流れが一時的に活性化している状態で無理に体を動かすと、だるさや疲労感が強まりかねません。マッサージ後は、筋トレや長時間のランニングなどの体に負荷のかかる運動は控え、できるだけ静かにして過ごしましょう。

急激な食事

リンパマッサージ後は、一時的に代謝が活性になり、お腹がすくことが多いです。このときに、急いで食事をとったり脂っこいものを大量に摂ったりすると、胃腸に負担がかかり、消化不良やだるさの原因になりかねません。

また、老廃物の排出が進んでいるときに消化活動が加わると、体内の調整バランスが崩れる恐れがあるため、注意が必要です。施術後の数時間は、できるだけ水分補給にとどめるのが理想ですが、食事をとる場合は、スープなど消化に良いものをゆっくり摂るよう心がけましょう

アルコールの摂取

リンパマッサージ後は、血行とリンパの流れが促進されており、体内に取り込まれた成分がいつも以上に全身へ回りやすい状態になっています。このため、アルコールを摂取すると通常よりも早く酔いやすくなり、肝臓への負担が大きくなる恐れがあります。

また、アルコールには利尿作用があるため、せっかくマッサージで体内に流れ始めた水分が急激に排出されてしまい、脱水症状や頭痛を引き起こす可能性もあるでしょう。リンパマッサージを受けた日は、できるだけアルコールを避け、代わりに常温の水や白湯などで水分をしっかり補給することが大切です。

リンパマッサージ後には脱毛も控える


リンパマッサージ後には、運動や飲酒だけでなく、脱毛施術も控えたほうがよいでしょう。

マッサージのあとは、皮膚が外的刺激に敏感な状態になっています。このような状態で脱毛を行うと、通常よりも強い痛みを感じたり、赤みや炎症が出やすくなったりするリスクがあります

とくに、レーザー脱毛やワックス脱毛など、皮膚に熱または引強い刺激を与える方法は、肌トラブルの原因になりかねません。また、敏感になっている肌は毛穴に雑菌が入りやすくなり、炎症や毛嚢炎を引き起こす恐れもあります。

安全性を考えると、リンパマッサージと脱毛の施術は最低でも24時間以上空けるのが理想です。

脱毛とマッサージの間隔はサロン・クリニックに相談


脱毛施術とマッサージを平行して受けたい場合は、必ず事前に脱毛サロンやクリニックに相談しましょう。脱毛方法には光やレーザー、ニードルなど、さまざまな種類があり、それぞれ肌への刺激の強さやアフターケアの基準が異なります。

同様にマッサージも、リンパマッサージやオイルマッサージ、筋膜リリースなど、施術内容によって肌への影響が違うため、一概に「〇時間空ければOK」とは言い切れません。

自分の肌の状態や施術の種類を踏まえ、最適な間隔をプロに判断してもらうことで、安全で効果的な美容ケアが実現します

リンパマッサージの注意点


リンパマッサージは、正しい方法での施術や、自身の体調などに注意しないと、かえって不調の原因になりかねません。事前に注意点をしっかり確認し、安全にマッサージを行いましょう。

間違った方法に注意

リンパマッサージは、皮膚を撫でる程度のやさしい圧で行います。強く押しすぎたり、リンパの流れと逆方向に流したりするようなマッサージをしてしまうと、かえってリンパの流れを妨げる可能性があります

自己流で行う際は、信頼できるインストラクターや専門的な動画などを参考にし、正しい方法を習得することが大切です。また、エステサロンやマッサージ店で施術を受ける場合は、施術者の資格や実績を確認しておくと安心です。

肌にトラブルがあるときは行わない

ニキビや湿疹、かゆみ、傷など、皮膚トラブルがある状態でリンパマッサージを行うと、炎症の悪化や感染が広がるリスクがあります。優しいマッサージとはいえ、とくに、顔やデコルテなどの皮膚が薄い部位に対しては、慎重な対応が必要です。

また、日焼け直後や脱毛後など、肌が敏感になっているタイミングでの施術も控えるべきです。肌の状態が安定してからマッサージを行うことで、安全に施術の効果が得られます。

肌の状態で気になることがある場合は、事前に施術が受けられるかどうかを確認しておきましょう。

マッサージ後にだるくなることがある

リンパマッサージは、施術後にだるさや眠気を感じることがあります。これは血行やリンパの流れが促進され、老廃物が排出される過程で起こる良い反応の一つとされています。

リンパの流れが良くなっている証拠でもありますが、人によっては一時的に吹き出物が増えたり、発熱したりするケースも珍しくありません。ただし、過度な疲労や痛み、強い不快感がある場合は、施術の強さや体調との相性を見直す必要があるでしょう。

受けられない人もいる

リンパマッサージは誰にでも適しているわけではなく、注意が必要なケースがあります。たとえば、以下のように重篤な持病やケガがある方は、リンパの流れを促進させることで症状を悪化させる可能性があります。

  • 悪性腫瘍
  • 急性の炎症や中毒
  • 出血性疾患
  • 骨折や創傷などの外傷
  • 腎臓、心臓など重度の内臓疾患
  • 血管疾患 など

このほか、妊娠中の方や発熱している場合、体調が極端に悪いときなども避けるべきです。自己判断による施術は危険を伴うため、持病がある場合は必ず医師の許可を得てから施術を受けるようにしましょう

リンパマッサージ直後に脱毛はNG

リンパマッサージは、肌に優しく触れるマッサージですが、直後に脱毛施術を受けるのは避けた方が良いでしょう。マッサージのあとは、少なからず肌が敏感になっているため、脱毛によるダメージが大きくなる可能性があります。刺激によってバリア機能が低下していれば、炎症や赤みの原因にもなりかねません。

このほか、リンパマッサージの直後は、激しい運動や飲酒などもNGとされているため、無理をせずにゆっくり過ごすことが推奨されます。体調に不安があったり、持病があったりする人は、医師の判断を仰ぐなどして、体に負担をかけないようにしてください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。