エステサロンでも導入されている最新脱毛器なら業務用脱毛器のCLEAR/SP

「介護脱毛」とは?老後に向けたアンダーヘアとの向き合い方!メリット・デメリットも解説!

「介護脱毛」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか?

ご存じない方でも、言葉を聞けばなんとなくその意味をイメージできるかもしれませんが、介護脱毛とは、いずれ自分が介護されることを想定して、あらかじめアンダーヘアを脱毛しておくことです。

今回は、ここ数年で急激に需要が高まっている「介護脱毛」について詳しく解説いたします。

介護脱毛とは?

介護脱毛とは、自分が将来介護される立場になった時を想定し、あらかじめVIOラインを脱毛しておくことです。アンダーヘアがないことによって介護の手間を軽減することができたり、清潔感を保つことができるというメリットがあります。

「まだまだ現役として働ける。でも老後のことを考え始める40代~50代の女性」を対象に近年注目を集めている考え方なのですが、実際「介護脱毛」というワードが広がり始めたのはここ数年のことです。

介護脱毛はVIOラインを対象とした脱毛です

介護脱毛において、脱毛対象箇所となるVIOラインが具体的にどの部分を意味するのか、簡単にご説明いたします。デリケートゾーンとも呼ばれるVIOラインは、その名の通り、Vライン・Iライン・Oラインの3か所の総称です。

  • Vライン:デリケートゾーンの上部であり、正面から見たときにちょうどV字型になります。ビキニラインとも呼ばれ、下着や水着を着用した時にアンダーヘアがはみ出てしまう場合もあります。
  • Iライン:Vラインの下部からお尻の手前までを指します。ちょうどデリケートゾーンの真下にあたるため、自分では非常に処理しづらい部分です。
  • Oライン:肛門を囲んだ円状の部分を指します。Iラインと同じく見えづらい箇所なので、自己処理は難しいです。あくまで肛門周りのことであり、お尻全体とは異なります。

VIOにまつわる悩み

VIOのそれぞれが指す部位は上記の通りであり、一般的にはアンダーヘアとも呼ばれますが、アンダーヘアに関連する悩みとしては、一般的に以下のような事柄があげられます。

  • 見た目が気になる
  • ムレやすい
  • 臭いが気になりやすい
  • 肌荒れしやすい

このような特徴があるため、もともと自分自身で定期的に処理していたという方も多いと思います。しかし、VIOラインは自分の目では見えづらいため、カミソリで処理しようとすると肌を傷つけて出血してしまうこともあります。

VIO脱毛には、上記の問題点を解消し、自己処理の手間が省けるという大きなメリットがあります。

介護脱毛のメリット・デメリット

それでは介護脱毛のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

介護脱毛のメリット

排泄介助が楽になる

介護脱毛による大きな恩恵の一つは、排泄介助が楽になるということです。高齢になると、おむつを履くようになったり、他人に排泄後の処理をしてもらう必要性が出てくる方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、そんな時にアンダーヘアが多く生えていると、便が毛に絡まり、拭き取りやおむつ交換に手間がかかってしまいます。特に下痢や軟便の際は余計に毛に絡まりやすく、介護をしてもらう側も非常に気を遣ってしまいます。

アンダーヘアが薄ければ、そのような面倒を軽減できるため、介護する側にもされる側にもメリットがあります。

排泄の臭いが軽減される

アンダーヘアが多いと、水洗いをしない限りはどれだけ拭き取ったところで、少なからず絡みついた便が残ってしまいます。そんな状態だと臭いも同様に残ってしまい、おむつを交換してもらう度に嫌悪感を与えてしまうかもしれません。

介護脱毛をしていれば、その臭いもかなり軽減できます。

陰部の炎症を予防できる

最後のメリットは衛生面についてです。自分のお尻を拭きとる時は、汚れが残っていないかどうか感覚でわかりますが、他人の場合は意外と難しいものです。

汚れは目視で確認するしかありませんが、アンダーヘアが邪魔になって十分拭き取れているかわかりづらく、残った汚れが原因で炎症を起こす可能性も。

介護脱毛をしているときちんと拭き取れたどうか確認しやすいため、衛生的にもメリットがあります。

介護脱毛のデメリット

脱毛料金がかかる

当然のことながら、介護脱毛をするには料金がかかります。安くても数万円以上かかりますが、何回通えば介護脱毛が完了するかは個人差が関わるところが大きいため、一概にいくらあれば介護脱毛できるとは言いにくいところです。

脱毛サロンによっても回数や料金はプランによって異なりますが、決して安い金額ではありません。

脱毛時に痛みが伴う

VIOラインに限った話ではありませんが、脱毛は少なからず痛みを伴います。しかし、中でもVIOラインは肌の厚みが他の部位より薄く、痛みを感じやすいという特徴があります。

痛みにも個人差がありますが、「ほとんど痛みを感じなかった」という人がいる一方で、「耐えられないほどの激痛を感じた」という人がいることも理解しておきましょう。なお、回数を重ねて毛が薄くなるにつれて、痛みは小さくなるのが一般的です。

羞恥心が伴う

介護脱毛をする際には、サロンスタッフに自分のデリケートゾーンを見せなくてはいけません。スタッフは慣れていますが、施術を受ける側は想像以上に羞恥心を感じるものです。

また、脱毛をして、完全にツルツルに脱毛してしまうと、温泉などで視線を集めてしまうこともあり得ます。いくら脱毛が浸透してきているとはいえ、まだまだ日本は海外に比べてデリケートゾーンの脱毛に理解がある国だとは言えません。

このあたりの他人の視線については、理解した上でアンダーヘアの脱毛を行うようにしましょう。

一度脱毛をすると完全には元に戻らない

脱毛は毛をなくすことが目的でもあるので、デメリットと呼ぶこと自体がおかしいかもしれませんが、中には「やっぱり少しだけ残しておけばよかった」というような後悔をしてしまう人がいないわけではありません。脱毛を受ける際は、事前に様々なメリットやデメリットをしっかり検討してからにしましょう。

介護脱毛の完了に必要な回数は?

脱毛効果の出方に個人差があるとはいえ、やはりある程度の目安は知っておく必要があります。脱毛完了に必要な回数は個人によって異なりますが、一般的には6~10回程度の施術で効果を実感したと答える方が多いです。

ちなみに、脱毛はおおよそ1カ月に1度程度のペースで施術を受けますが、回数を経てだんだん毛が薄くなってくると3カ月や4カ月に一度ほどのペースで行うことになります。そのため、仮に10回で介護脱毛を完了するとなると、20~30カ月ほどの期間が必要になるということを理解しておきましょう。

介護脱毛に必要な料金・費用はいくら?

一般的な回数別の平均脱毛費用

  • 都度払い(1回):10,000~20,000円
  • 5回プラン:50,000~60,000円
  • 10回プラン:80,000~100,000円
  • 無制限(脱毛し放題):120,000~150,000円

介護脱毛の料金についてですが、都度払いのところもあれば、5回プランや10回プランのような料金システムを導入している脱毛サロンもあり、それぞれ金額が異なります。しかし、「自分は何回脱毛すれば満足できるのかわからない!」という悩みを抱えてしまうと思います。

その場合は、客観的に見て、自分が毛が濃いタイプなのか、薄いタイプなのかを考えるようにしましょう。上述したように、介護脱毛は6~10回程度の施術で効果を実感したと答える方が多いので、自分の毛が濃いタイプだと思うのであれば、回数の多いプランに申込み、自分の毛が薄いタイプだと思うのであれば、回数の少ないプランに申し込むようにしましょう。

わからなければ一度脱毛サロンでカウンセリングを受けてみてもいいでしょう。

介護脱毛ではアンダーヘアを完全になくすべき?

介護脱毛ではアンダーヘアを完全になくすことで、介護の負担やストレスを最大限軽減することができますが、部分的に処理するだけでも介護脱毛としては十分効果があります。介護士の方たちの意見に基づくと、介護に影響しやすいのは「Iライン→Oライン→Vライン」の順のようです。

デリケートゾーンの前面にあたるVラインは比較的介護への影響が少ないですし、薄くするだけでも効果は高いです。そのため、ハイジニーナ脱毛が恥ずかしい方や、少しでも料金を安く抑えたいという方は、IラインやOラインを優先的に脱毛するといいでしょう。

男性でも介護脱毛は必要?

ちなみに、男性の介護脱毛はどうなのかというと、女性同様に多くのメリットがあります。主なメリット・デメリットは女性と共通しているため、それらを踏まえたうえで、男性でも介護脱毛が必要だと判断するのであれば、ぜひ実際に介護脱毛を行うことをおすすめします。

ただ、男性ならではのデメリットが挙げられるとすると、女性より脱毛料金の相場が高いということです。

男性のVIO脱毛:回数別の平均脱毛費用

  • 都度払い(1回):20,000~25,000円
  • 5回プラン:100,000~150,000円
  • 10回プラン:250,000~300,000円

こちらはメンズVIO脱毛の平均価格ですが、先ほど紹介した女性の平均価格と比較すると、2倍かそれ以上の金額がかかることがわかります。

やはり同じデリケートゾーンでも、男性の方が圧倒的に毛の量が多いため、1回あたりの料金も高め。加えて脱毛完了までに要する回数も女性より多い傾向にあり、金銭的な負担はどうしても大きくなってしまいます。

介護脱毛を始めるべき年齢は?

介護脱毛が注目を集めているのは主に40~50代の方ですが、始める時期に関しては特に決まりはありません。強いて言えば、早ければ早いほど望ましいでしょう。

前述した通り、介護脱毛のメリットは何も介護に関してだけではありません。アンダーヘアに関する多くの悩みが解消され、自己処理の手間も省けます。

そして年齢を重ねたからといって脱毛料金が安くなるわけではないため、早いうちに脱毛して、アンダーヘアの悩みから解放されることもおすすめです。

アンダーヘアが白髪になる前に脱毛しよう

介護脱毛を始めるにあたって、年齢が若いことは何の問題もありません。しかし、反対に遅すぎると間に合わなくなる可能性があるということを理解しておきましょう。

具体的には、アンダーヘアに白髪が混じってくる前に介護脱毛を完了させなければなりません。脱毛機が照射する光は、毛に含まれるメラニンという黒い色素に反応します。毛そのものが白くなってしまうと、光が反応できなくなってしまいます。

脱毛完了には20~30カ月という長い期間を要するということも念頭に置いて、早めに取りかかることをおすすめします。

まとめ

介護脱毛に関して、様々な情報をまとめてみましたが、ご参考にしていただけましたでしょうか。必要な料金は確かに安くありませんが、それ相応のメリットがあることをわかっていただけたと思います。

将来的に介護が必要になった時に備えて、自分のためにも、介護をしてくれる人のためにも、介護脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。